祇園祭で若冲が見られるって、長刀鉾です。

着々と、祇園祭の用意している京都です。
長刀鉾は、くじ取らず鉾で、
いつでも巡行の時に一番先頭を行く鉾です。

お稚児さんが乗っていて、巡行の初めに
四条通を遮っているしめ縄を
刀で切り落とし、巡行が始まるのです。

その長刀鉾の後ろに飾っている装飾品の見送りを
新調しました。

縦3.5m、横1.8mの大きさです。

その見送りの絵柄が
若冲の旭日鳳凰図だそうです。

若冲の生誕300年で、
長刀鉾の町内のすぐ近くの青物問屋（八百屋さん）
のご亭主だったこともあって、
その縁で、この図柄に決めたそうです。

この絵は今は宮内庁が所蔵だそうです。

動く美術館である祇園祭の鉾、山を見に行くのって楽しみですよ。