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夏本番前に建具替え。京町家の衣替えです。

  18, 2016 02:48
「家のつくりようは、夏をむねとすべし」吉田兼好;徒然草kyoumatiyaと言われたように、京都の夏は蒸し暑いんで、
冬の寒さに耐えた京都人でも、暑さには往生したらしいです。


なんたって、今でも真夏の最高気温、
毎日の最高気温ベスト10の常連です。


ほんに、蒸し暑い。

こんな土地、よくも都にしたもんですね。

それで、京町家では、6月の初めから、夏の装いに
家の中までしつらえ替えをするんです。


風通しを良くするのと、見た目の涼しさを演出するのに、
障子を簾戸(すど; 竹や葭(よし)で作った夏用の障子。
琵琶湖の葭(よし)で作ったものが好まれたそうです。


それから、床も涼しげに籐の網代(あじろ)・籐筵(とうむしろ)
を敷きつめます。
自然素材である籐を材料として作られた敷物(カーペット)。
あじろは、籐の表皮だけを割りだして織り上げ、
裏張りをして仕上げたもの。
むしろは、籐を棒状にして糸でつないだもの。
どちらも、籐独特のひんやりとした感触が特長です。


そして、御簾を利用して、風を感じて涼しさを感じます。
ちなみに、御簾は、厳選した竹を材料として作ったすだれを、鴨居部分から吊り下げたもの。


これらを6月中に整えて、7月の祇園祭にも備えていきます。
matiya3

町家には坪庭、あるいは中庭スペースがあります。
玄関口と向き合うような位置にあり、
風通しがいいようにできています。

そして、簾戸は障子の数だけあり、
籐の敷物も重くてかさばります。


町家にある蔵はこの夏と冬のしつらえを入れておくのに
必要だったのでう、お宝が入っていた蔵はあまり多くはなかったんだと思います。

ともかく、夏を涼しく乗り切る工夫がいっぱいです。

町家見学は夏に限りますね。matiya2


気分的には十分涼しいですよ。matiya4


昼寝が気持ちいいんですか。ぱんだくん。




Comment 2

トイプーラブ  

京都は 盆地だから 夏は暑い。。
これはよく 耳にするお話です。

確かに 見た目の 「涼」は大切ですよね。
夏を少しでも 涼しく暮らす 工夫がいっぱい。

ぱんだくんも お昼寝 気持ち良いと思います♪

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けだまの母  

こんばんは^^

暑さへの工夫、京都の人の知恵は雅な感じがしますね。
でも、雰囲気が素敵ですね。

パンダくんのスタイル、うちのグランマが得意です(笑)

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